現在空前のシステム手帳ブームとなっておりますが、この度わたしも例に漏れずシステム手帳デビューすることといたしました。
今回手帳カバーとして選んだのは、アクリュ(Acru)の革のシステム手帳です。
これからレビューしていきたいと思います!
Contents
「アクリュ(Acru)」とは?
「アクリュ(Acru)」は、大阪府池田市にある「卉奏(キソウ)」というお店のオリジナルプロダクトです。
カメラバッグやストラップ、手帳などの革小物を中心とした手仕事の創作物を取り扱っています。
オンラインストアもありますので、遠方の方でも購入することができます。
アクリュのシステム手帳カバー:納期はどのくらい?
アクリュの製品は一点一点、完成までの工程をすべて一人の職人さんが製作しています。
在庫のあるカメラバッグやその他小物以外はすべて受注生産品のため、届くまでに4週間ほどかかります。
実店舗では、革や色を自由にカスタムオーダーすることもできるそうなので、大阪へ行った際や自宅の近い方は直接店舗を訪ねるのも楽しいと思います!
アクリュのシステム手帳カバーをレビュー!
外観
今回わたしが購入したのは、2018年冬の数量限定製品『「ローの配達人2018」365 for アジェンダカバー<ポケットサイズ>』という、赤色の手帳カバーです。
色の印象は、ビビッドな赤でもなく、地味な赤でもなく、深みのある優しい雰囲気の赤色です。
寒い冬の景色に映える、温かみのある赤色はサンタクロースを連想させます。
ベルトのブラウンカラーとの相性もよく、とてもおしゃれで上品な雰囲気です。
ちなみに、「ロー(Rodt)」とはノルウェー語で「赤」の意味だそうです。
アクリュの製品は、その名付けもとても魅力的です。
カテゴリー名ではない、ひとつひとつの商品に名前がついていると、作り手の想いが込められているようで、より一層大切にしようと思えます。
わたしが手にした手帳カバーは、届いてすぐの時は少しカサカサしてカッチリとした印象でしたが、2・3日もすると少しずつしっとりしてきて、柔らかい革へと変化していきました。
細かい部分の作りがとてもていねいで、素人目にも細かい部分の処理がとてもきれいだな、ということが分かります。パーツのゆがみもなく、どこを見ても完璧!
使い勝手
ポケットサイズのリング径は、15ミリ。
左側もまあまあそれなりに書けるし収納力も悪くないという、絶妙なサイズ感です。
システム手帳というと、背表紙にしわが寄るのでフラットに置けず筆記しにくい、というイメージがありませんか?
アクリュの手帳カバーは、背にシワが寄ることもなく、フラットに180度パタンと開きます。
書きやすいのはもちろん、開いたままにしておけるので、とっさにメモしたいときなど本当に便利です。
オプション
標準オプション:紙のインデックスシート
標準で、紙のインデックスシートが付いています。
紙とはいえ、厚みのある固くてしっかりとした素材です。
別売りオプション:革のペンホルダーリフィル
オプションで、革リフィルのペンホルダーも注文しました。変更をプレビュー (新しいウィンドウで開きます)
チケットホルダー付きのペンホルダーリフィルもあったのですが、段差がついて書きにくくなりそうだったので、わたしはペンホルダーのみのリフィルを選びました。
ペンホルダーは可動式のため、細めのペンでも、多色入りフリクションのような太いペンでも大丈夫です。
別売りオプション:革のカラフルインデックスシート
以前は標準オプションだったようですが、今は別売りオプションとなっています。
小口側にチラッと見えるカラフルなインデックスがアクセントとなり、とてもかっこいいです。
ただ…正直に言うと、使いにくいです。
インデックス前後の紙が波打ってしまうのがいやで、わたしはほとんど使わずに保管しています。
ただ、本当にかっこいいので、使い勝手よりも手帳の側面萌え優先!という方にはおすすめです。
別売りオプション:ファスナーページ
シールやKITTA、名刺、カードなどなど…なんでもざっくり収納できて便利です。わたしはお守りも入れています。
アクリュのシステム手帳カバーに、名入れはできる?
背表紙に二箇所あるリベット(鋲)の、上側のみ希望の刻印を入れることができます。
自分の名前やイニシャル、大切な日の日付などを入れて、より愛着のある手帳にしましょう!
下側のリベットにはシリアルナンバーが入っているので、たとえ上のリベットに刻印を入れなくても、二つと無い一点モノとなっています。
おまけでいただいたもの
今回はこちらの『革のカケラ』を、おまけでいただきました。
『カケラ』とはいえ、ボリュームたっぷり!
アイデアレシピや型紙もついていたので、小物づくりも楽しみです。
たくさんの職人さんの手がかけられた大切な革、無駄にしないよう大切に使おうと思います。
【まとめ】アクリュのシステム手帳カバーは、こんな人におすすめ!
- 味わいのある革製品が好きな人
- 日本の職人による丁寧な手仕事作品が好きな人
- ひとつのモノを永く大切に使いたい人
- 量産品ではない、特別なものが欲しい人
- 数量限定品やカスタムオーダーで、人かぶらないデザインの手帳が欲しい人
モノとしての完成度が高く、所有欲も満たしてくれるアクリュの手帳カバー。
手帳が好き、革製品が好きな方なら、きっと選んで間違いありません。
アクリュでは、今回わたしが購入した『ローの配達人2018』のように、ちょくちょく数量限定商品が発売されているので、いつサイトへ遊びに行ってもとても楽しめます。
様々なケースでの修理対応もしてもらえるようなので、壊れてしまってもすぐに買い換えず、まずは相談してみると良いと思います!
良いモノを永く大切に使えるのは、嬉しいですよね。
アクリュのシステム手帳カバー購入で迷っている方へ、少しでも参考になれば嬉しいです!